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「公園デビュー」
4月、5月。寒い冬を終え、草木も春の訪れを喜んでいるかのように、生き生きと成長し始め
色とりどりの美しい花を咲かせる季節。大人も子供も、家から出て、日差しや美しい草花を楽しみ 遊びに出かける季節です!
私達家族は、24家族ほど住む、こじんまりとしたアパートに住んでいます。春になって、外に
出かけるお母さん、お子さんの声がよく聞こえてきます。アパートのすぐ隣には、小さな公園が あり、ささやかな公園デビューのようなものもあるようです。
1歳になったはんなは、まだおすわりも、歩くことも出来ません。そして、春であっても、不安定な
気候、冷たい空気が心配です。はんな自身は、歩くことが出来ませんが、小さな子供たちが遊んで いる姿を見るのが好きな様子で、公園に行くと、はしゃいでいる子供をじっと見ています。
ある日公園で、はんなを抱っこしていたら、私は予期せず、涙が出てきてしまいました。 (もし、はんなが元気な子だったら・・・と考えてしまいました・・・ 健常児、障害児、一緒に
遊べなくとも、同じ1つの空間で遊べる場所があったらいいのにね。)
結局、私は公園デビューをすることが出来ませんでした。 周囲から聞こえてくる声が、”お前は孤独なんだよ”と教えられているように感じられ、落ち込んで
いる時、素敵な文章と出会いました。
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「全てには時がある」 神さまは、私たち1人ひとりのために、目的と計画と御心を用意しておられます。そして、私たちが
定まった時に、それらを成し遂げることを望んでおられます。もし、あなたが枝のように忍耐強く 幹にとどまっていれば、ちょうど良い時に、実を実らせることができます。幹に留まることができない
のは、あわてたり、性急だったりするからです。忍耐は我慢です。忍耐は品性を生み出します。 待つことは、成長することであり、あなた自身のためにもなるのです。
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春夏秋冬、四季があるように、時があることを思い、孤独だと思う冬のような時も、かけがえのない
時であると思いました。 あせらなくても良いし、”子育ては親育て”だと思いつつ、生活しています。 今はもう、周囲の声も気にせず、マイペース、はんなペースでの生活。実が実る日を待ち望みつつ・・・
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公園デビュー(ぱーと2)
2歳半を過ぎたころから、はんなは装具をつけ、両手を持って支えてあげれば 歩いて公園の遊具で遊べるようになりました。
私は、妹の桜ちゃんをおんぶしつつ、はんなを支えながら、 はんなの意思にまかせて、公園内をお供しています。
公園へ行って装具をつけて、立つと、普段の視線との変化に少し驚いて、 緊張する様子。いつも、はんなは、しばらくあたりを見回した後、1歩1歩
歩き始めます。それから、 真っ赤な木の実、落ち葉。見て触って、楽しんでいます。 はんなの世界は、全てが新鮮で興味と楽しみに満ちた世界! 周囲の子どもたちの歓声を聞きながら・・・
「子どもの世界って、毎日が日曜日。休日のよう。」と私は思いました。
公園で、ある時には、おんぶされている桜ちゃんを抱っこして助けて下さった お母さまも現れました。「重くて、大変でしょう。」と言いつつ。
多くの人々の助けをかりながら、人の暖かさを感じつつ、はんな そしてパパ、ママも成長しています。 最近、私たちは、「特別なはんなを育てている家族」ではなくて、
ごく普通のどこにでもある家族に変わってきているのを感じています。
はんなは、3歳の誕生日をむかえました。
4月からは、市の通園施設に通う予定、新しい世界へ飛び込んでいきます。
はんなが通園施設に行っている間、ママは桜ちゃんとの時間を大切に したいと思っているところ。桜ちゃんは、姉の付き添い人生を脱出です。
(2004.1.16記)
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その2 | 一歳の誕生日 |
一歳以降
パパの手紙
| 「兄弟姉妹」
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