V.イスラエル捕囚
イスラエルの民はソロモン王国堕落の後、序々に崩壊していった。エレミヤは王国が敗退していく時代の預言者でした。エレミヤ3:1-14。
a. 神はイスラエルの民をどのように見ていましたか? ――売春婦
b. イスラエルの民は、規律に対してどう反応しましたか?(3-5節)――悪を行う
c. 神はイスラエルの民にどのような姿勢をとっていますか?(12-14節)――神は彼ら悔い改め、彼らを神の子として取り戻したいと願っている。
神は、彼らが奴隷として捕囚となることを許されました。神は、このような状況を用いて、アブラハムとの契約に自分たち自身を結びつけていく残りの民を選びだしました。
エゼキエル20:32-38神は、アブラハムとの契約を覚えており、残りの民を約束の地へ連れ戻す。
VI. イエスの働き
a. ご自身の権威を取り戻した(マタイ28:18-20)
b. 始めの働きは、ユダヤ人に対するものでした。
マタイ10:5-6 "異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。"イエスが働きの対象をユダヤ人に限った主な理由は、与えられた機会が限られていたからです。イエスがユダヤ人だけのことを考えていたわけではありません。
c. 次に異邦人へ
マタイ10:18に、"あなたがたはわたしのゆえに、総督たちや王たちの前に連れて行かれます。それは、彼らと異邦人たちにあかしをするためです。"とあり、イエスは既に異邦人のことも考えていたことが覗えます。また、使徒パウロも、"ユダヤ人をはじめギリシャ人にも"(ローマ1:16、2:10)と言っています。イエスの働きは、全世界を範囲としているのです。
d. イエスの異邦人に対する働きの例
イエスはいつでも異邦人のことも考えていました。彼は異邦人たちに届いていくために弟子達に新しい見解を示しました。けれども、彼の時代においては、異邦人に伝えることは、異例なことだったのです。それゆえ、イエスは福音を全世界に伝えることを教えるときには、とても気を付けなくてはならなかったのです。
1. ローマの百人隊長(マタイ8:5-13) イエスは、この時を利用し、異邦人たちにもユダヤ人のような信仰を持つ素晴らしい可能性があると、弟子達に教えました。
2. カナン人の女(マタイ15:21-28) イエスは、これをご自身の異邦人への思いを弟子達に伝える機会としました。イエスは、弟子達にカナン人の女の身になって考えて欲しかったのです。そうすれば、イエスはもっとためらうことなく自由に、分かちあうことができたはずです。
3. サマリアの村(ルカ9:51-55) 弟子達は憤然として、声高に"わたしたちが天から火を呼び下してサマリヤ人を焼き滅ぼしましょうか"と言いました。イエスは、振り向いてヤコブとヨハネをたしなめて、こう言われました。"人の子が来たのは、人のいのちを滅ぼすためではなく、それを救うためです。"イエスは、ご自身をサマリヤ人の救い主とされたのです。
4. サマリヤの女(ヨハネ4:3-38) イエスはガリラヤに行くのにサマリヤを通っていくことにしました。そこで、イエスは、他の誰よりもイエスを必要としていたサマリヤの女と出会うのです。イエスはここで明確に、ご自身がサマリヤ人の主であると表しておられます。ここでイエスは、弟子達の"ユダヤ人以外には排他な物の見方"に異議を唱えているのです。
5. 例え話の中の良きサマリア人(ルカ10:30-37) サマリア人はあなたの隣人である。
6. エルサレムにいるギリシャ人 イエスは、"すべての人を含む見解"をご自分の死について語られた時、示されました。"わたしが地上から上げられるなら、わたしはすべての人を自分のところに引き寄せます"(ヨハネ12:32)。これは、世界のすべての人がクリスチャンになるということを意味しています。
7. エマオへの道(ルカ24:13-49) 多くの弟子達はイエスの死と復活を信じませんでした。2人の弟子はエマオに向かう途中、よみがえられたイエスに逢いましたが、すぐにイエスだとはわかりませんでした。けれども、イエスが御言葉の解き明かしをした後、彼らの心は燃え始めました(32節)。やっと彼らは、イエスの死が彼らだけのためではなく、地上のすべての人々のためだったと理解したのでした。
今に至るまで、イエスは弟子達にすべての国々へ出て行きなさいとお命じにはなりませんでした。これは彼の忍耐強い教えと情況設定によるもので、その後に彼は出て行くように命じておられます(マタイ28:18-20)。二千年前に神がアブラハムを召し、責任を与えた上で祝福した時、この大宣教命令は、すでに発効されていたのです(創世記12:2-3 アブラハムとの契約)。
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