WAP - ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル

携帯電話を利用した伝道

世界中で、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル（WAP）を利用し、携帯電話でもインターネットに接続てきるようになりはじめました。もちろん、携帯電話でのアクセスには限界があります。切手くらいの大きさの白黒画面で、マウスも使いやすいキーボードもないわけです。携帯電話では、WML（HTMLの簡易版）で書かれたページを見るのが限界です。WAPのためのサイトはとても少ないので、オペレーターがWAPサービスのためのディレクトリを提供しています。WAPサイトはほとんどの場合、マネー情報、商品の価格紹介、トラベルニュース、スポーツの結果などといった簡潔な情報提供のサイトです。

WAPは手のひらサイズの機械や限られた携帯電話によってウェブサイトを見ることの出来るAvantGo（英語）システムとは異なっています。Daily Wisdom（英語） や Back to the Bible（英語）ではこのAvangoシステムに対応したページも用意しています。

すぐにこれに伴なった音声（オーディオ）や動画（ビデオ）も対応されていくでしょう。このことによって、小さな画面から文字を読む難しさが回避され、さらなる可能性が広がるでしょう。まだ、開発されてまもないので、数ヶ月のうちに劇的な進歩を遂げるにちがいありません。携帯電話は、ウェブページの音声、動画再生可能なカラー画面の製品へと進化せざるをえなくなるでしょう。けれども、WAPシステムはすばらしく使い勝手が良いというわけにはいかないのです。

（参考ウェブページ）

英語；Alertbox article　WAP機器の弱点

日本語：

http://japan.internet.com/allnet/20000818/1.html 　WAP機器の弱点

すぐに、さらに速い128KのGPRSアクセスを提供する会社が出現し、インターネットに電話回線を繋ぎっぱなしでいることが可能になるでしょう。ですから、今こそがこれからの可能性を考えるときなのです！福音を伝えるのに膨大な機会が与えられているのです。（福音とは…What do Christians mean by 'the Gospel' anyway?　英語です）

ライバル

WAPだけが道ではありません。ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル（WAP）がアメリカで受け入れを勝ち取ろうとしている一方、日本を主体としたNTTドコモのｉモードが急速に伸び始めました。ｉモードは、WAPのようなワイヤレステクノロジーで、携帯電話を通してインターネット・サービスにアクセスすることを可能にします。現段階では、日本だけですが、近い将来、香港をはじめとしたアジア各地やヨーロッパへと広がって行くでしょう。

このｉモードの成功により、日本ではさらに多くの人がPCからよりも携帯電話からインターネットにアクセスしています。このｉモードは、一千万人もの契約者を獲得し、もしこのまま一日に四万五千人の新規契約者という勢いを保ち続けるなら、業界一のオンラインへの橋渡しをしているAOLをすぐに追いぬくにちがいありません。

ｉモードが成功している理由は…

・ すでに品質の良いサービスが利用できる状態にある　―　19000近くのサイトが既存している

・ 安価である　−　１ヶ月につき約＄１である

西欧のWAP関連会社が同じような条件をそろえない限り、WAPはこれから伸び悩むことになるでしょう。イギリスや他のヨーロッパ諸国の携帯電話会社は、携帯電話のための電波認可契約のために膨大なお金を支払っているので（イギリスとドイツの会社は一千億ドルをこの契約のために投じています）分刻み、または繋ぎっぱなしで低価格のWAPインターネットアクセスを提供できる先行きは芳しくありません。

ｉモード関連サイト

英語：

・Google search　ｉモードリンク集

日本語：

・http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/1999/0222/special.htm　ｉモードとは

・http://www.nttdocomo.co.jp/i/tag/　ｉモード対応のホームページ作成

・http://village.infoweb.ne.jp/~cylas/imode/　ｉモード対応のホームページ作成

・http://www.intel.co.jp/jp/home/howto/imode/　ｉモード対応のホームページ作成

・http://www.we-re.gr.jp/library/soft/homepage/　ｉモード対応のホームページ作成用ソフト

・http://softplaza.biglobe.ne.jp/text/idomo/idomo_06.html　ｉモードのリンク集

・http://www2.ueno.nttdocomo.co.jp/i/ilink/ilink.asp　ｉモードのリンク集 近い将来、ワイヤレスのインターネットアクセスが定着することは明らかですので、私たちはそのための戦略を練り始めなければなりません。けれども、かかる金額により国によってその使い道が大きく違ってくることは避けられないでしょう。

WAP関連資料（一般向け）

日本語：

・ http://www1.plala.or.jp/tlife/ring/ilink01.htm　ｉモード検索サイトのリンク集

・ http://ohnew.co.jp/i/　総合情報

・ http://www.webremix.com/i/　ｉモード検索エンジン

・ http://www.phone.com/japan/industry/wap.html　WAPの概要

・ http://www.hotwired.co.jp/news/news/Technology/story/20000831303.html　WAPとｉモ―ドの比較

英語：

・ Developer.com's Journal　WMLやWAP関連資料を頻繁に掲載

・ 2 Thumbs WAP　WAPの検索付き総合情報。WMLブラウザなして見れるHTMLリンク集、エディタ、ダウンロード他。

・ Pinpoint WAP Search　 WAP検索エンジン（WMLブラウザ要）検索エンジン以外のPinpoint siteは普通のブラウザで見ることができます。

・ Anywhere you go　ワイヤレス・コミュニティー向け。検索できるデータ―ベース、討論会、無料のWAPエミュレータ―のダウンロード、チュートリアル他

・ Gelon　広範囲に渡るWAP関連資料。オンラインエミュレータ―（WAPサイトを携帯電話の画面のような小さなスクリーン上に表示するHTMLに変換）も提供していますが、まだ多少問題があるものです。

・ WAPmebaby　WAPに関する情報満載。リンク集、メーリングリストなど

・ Phone.com（日本語版　http://updev.phone.com/ja/enter.html）　ここのWAP開発セクションでは、WAPのためのツールとサービスを提供しています。このサイトを利用するには、登録する必要があります（無料）。WAPエミュレータ―の無料ダウンロードも提供。

・ I-Wireless Discussion List（http://www.audettemedia.com/lists/iwireless/summary.html　に変更） AudetteMediaのニュースレターとディスカッション・リストはWAP開発関連の人には不可欠なものです。

・ More WAP information　 Techcrawler検索エンジンでWAPを検索した結果一覧

・ Google　この人気の高い検索エンジンは、携帯電話やPalm Pilotsなどの小型機器でインターネットに接続してくる人達のために WAPに最適化したバージョンにも着手しています。他の検索エンジンとは違い、GoogleはHTMLページをWMLページへと素早く変換しているので、ウェブ上の五億ものサイトへのアクセスが可能です。まだテスト段階ですが、WAPのブラウザに"Google"とタイプすることによって見ることができます。また、このページ（this page）は普通のブラウザにも対応しています。検索結果は五件ずつしか表示されませんが、携帯電話上では最適です。（参考ページ：ResearchBuzz）

・ WAPAW　最近ではこれが一番大きなWAP検索エンジン

・ CNet | The Standard　ワイヤレスのインターネットアクセス機器についての将来の見込みとインパクトについての２つの記事。"ワイヤレスのインターネットアクセス機器を使用したウェブ利用者が数年の間に大多数を占めることにはならないが、この移行を予期していた人達への機会はあふれている。"との専門家のレイン

・ギロットの言葉がStandardの記事に引用されている。

WAP　クリスチャンサイト

日本語：

教会ホームページiモード版

・http://www.calvin.org/misato/i-mode/index.html　掲示板、リンク集

・http://www2.gateway.ne.jp/~ocean-jp/ch/ch-i-top.html　テーマ別の御言葉

・http://www.tcn.zaq.ne.jp/joyful/i/i.html　メッセージ、聖書、掲示板など

その他

・http://www.family.gr.jp/i/　ファミリー（世界各地でボランティア・音楽活動を行なうキリスト教団体）

・http://urawa.cool.ne.jp/kbible/　ケイタイバイブル（オンライン聖書）

・http://www.jesus-web.org/i/　ふくいんのなみ（待受け画像、教会電話帳など）

・http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=hitujikai　迷える子羊（掲示板、詩篇、日記など）

・http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=kokolonara　カウンセリング

・http://ihome.to/worship/?guid=973159847　分野別掲示板

・http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=wwjd　悩み相談、掲示板

英語：

・ Gospelsearch　クリスチャン初のWMLサイト。WAPのオンライン聖書や有り。WAPブラウザのダウンロード、またはサイトのWAP素材をGelonHTMLエミュレータ―を使用して見ることができる。これにより携帯電話上でのメッセージがどのように表示されるかを見せてくれる。このサイトでは、聖句検索機能も搭載しようと計画している。

ノルウェーで毎週WAPに載せる説教をどのようにしているかお話ししましょう。私は毎週オンライン説教を書き、スタッフ・リーダーが毎週それをアスキーファイルにアップロードします。私の文書が２つの異なったperlスクリプトを通してHTMLとWAPへ対応可能となるのです。１つはきれいにレイアウトされたウェブページとなり、もう１つはWAPが一瞬の内に説教をいくつかの部分に分けて、携帯電話で見る人が操作して見たい所を読むことになります。

アンダース・Ｔ・ブジョーバンド

ブジョーバンド氏は、他の同じ働きをしようとしているクリスチャン達のために、このperlスクリプトを提供してくださいました。このページ（this page）からダウンロードできます。また、どのようにWAPページを継ぎ目なく混ぜ合わせたかとこの重要な新しいツールについてGospelsearch（英語）を参考にしてください。

ブジョーバンド氏は、WAPの発展はとても重要であるとし、次のように語っています： 携帯機器でのインターネットアクセスの始まりは概念上とても重要である。宗教改革の時代にグーテンベルグの（印刷技術の）発明により、マーティン・ルターが聖書を本棚に並べることを可能にする動きを始めました。WAP技術により、私達は聖書を本棚から取り出し、個人のポケットにいれて持ち歩くことを可能にすることができるのです。来年までに25％のノルウェー人は年齢に関わらずWAP搭載の携帯電話を持ち歩くようになるでしょう。私達の働きを通して聖書をも持ち歩かせることができるのです！

・ World Wide Christian Web (WAP version)　弁証論的な質問集。HTMLでも見れます

・ Mobible (WAP version)　オンライン聖書語句検索

WAP伝道の可能性

WAPによってオンライン伝道の可能性がさらに広がりつつあります。どのように発展してゆくのでしょうか？このページは新しいアイデアを考え出すことを奨励しています。 まず考慮にいれなくてはならないのが携帯電話の画面の大きさです。テキストを主体としたWAPサイトは、何と言っても簡潔でなければなりません。読者はスクロールしてとても長いページを読みたいとはあまり思わないはずです。とはいえ、ある程度の長さまでなら可能です。"ノルウェーでの毎週の説教WAPサイトでは、A4サイズ1枚くらいの文章を載せています。スクロールして読むのですが、思ったよりも読めてしまうのです。"とGospelsearchのブジョーバンド氏は言っています。

一般のWAPテキストサイトは、とても短い、ニュースに基づく情報、金融、スポーツなどです。ですから、伝道的なサイトにも、これを応用し"今日の一言"的なメッセージを用いると良いのではないでしょうか？. Daily Wisdomはすでに WAP対応のページを用意しています。このサイトのメッセージの長さは、WAP機器で表示する見やすいテキストの長さの限界でしょう。

画面に伴なう音声（オーディオ）や動画（ビデオ）が可能になれば、オプションがさらに増えてくるでしょう。WAPアクセスが安く提供されるようになれば、携帯電話でビデオやラジオがいつでも見聞きできるようになるのです。テキスト表示の限界は、音声や動画へのリンクによって改善されるのです。人はどのくらいの長さの話しなら聞いていられるでしょうか？きっと長くはないと思われます。15分間の説教や長い映画はまず無理です。携帯電話は、例えて言うならコンピュータ系ウォークマン的なものにしかなりえないのです。オンライン聖書やその他のクリスチャン・ページが既に利用できますが、以下にその他のWAP伝道の可能性を挙げておきます。

１． Daily Wisdom のような簡潔な"今日の一言"的な伝道メッセージ

２． Wit and Wisdomのような短いユーモアと霊的な要素を含んだサイト

３． 一見、日ごとの星占いのようで実は、人生の手助けになるような思いやりのあるメッセージ。（問題あり？）

４． Hollywood Jesusなどから抜粋した簡潔な映画の予告解説

５． テキストからオーディオ、またはビデオの特定の内容へリンク

o The Goalと同じようなスポーツ選手による短い証し集

o testimonies その他の職業の人による証し集

o 短い音声、または動画による短いメッセ―ジ

o キリスト教的要素を含んだ金融関係のアドバイス

o キリスト教的要素を含んだ問題解決の手助け。連絡先（住所、電話番号、Emailなど）を含めるのも可。

６． 教会のホームページにWAPアクセスのための案内、イベント、上記に挙げたものなどのセクションを作成する。

創作的なアイデアが必要とされているのです！私たちは最新の革命の真っ只中に置かれているのです。このセクションに関するご意見、ご感想、新しいリンクなどがございましたらご連絡ください。

その他

・ WML言語と画像の少なさのため、ページレイアウトはとても簡素なものとなるでしょう。ですから、文章を短くし、編集と校正を繰り返すこと（http://www.asiams.com/e-vangelism/plan3.htm）が最小限の文字数にする鍵となります。

・ WAPサイトは、既存のクリスチャン・メディア（オーディオ、ラジオ）にリンクできるようになるのでしょうか？

・ 普通のウェブサイトのように、WAPページもできるだけ多くのWAP検索エンジンに登録することが大切です。WAP総合情報（検索）サイトはヤフーのような構造になっています。登録ページが急増していくにつれ、検索エンジンも進化し、ページ内をロボットが情報収集できるようになるでしょう。近いうちに、いかにしてWAP検索結果の上位に表示されるためのテクニックを学ばなければならなくなるでしょう。

・ 現段階では、WAPアクセスの問題点を否定できない状態である。problems with WAP access（WAPの問題点　http://www.usability.gr.jp/alertbox/20000709.html）